スバル XV 振り返る 2

コーナリング

 とても安定しています。

 タイヤがキュルキュル鳴くような走り方をしないのでアンダーがどうのといった細かいことは分かりませんが、最低地上高が200mmある割に横揺れは少なくストレス無く曲がります。水平対向エンジンの低重心とシンメトリカルAWDの効果でしょうか。

 

ブレーキング

 踏み込み感は極自然で制動力も非常に良く安心感がたかい。ただ一つ気になるのはブレーキを緩める時、例えば走行中に完全停止する数メートル手前から踏み込みを緩める時にほんのわずかですが、制動力が残り気味に感じる。よって微妙ではあるが気を使うときがある。欲を言うともう少しナチュラルであってほしい。ただし妻の意見ではまったく不満はないとのことで好みの分かれるところなのでしょう。

 個人的にはレガシィB4、アウトバックのブレーキは非常に扱いやすい。

 

四駆性能

 普段険しい道を走ることがないので本格的な性能は正直申して分かりません。

 ただ、めったにない今年の大雪で試すことになってしまいました。

 私の住んでいる地域は例年であればほとんど積雪はないのでたいていの車はノーマルタイヤです。今年は20cmほど雪が積もり気温も低かったので路面はアイスバーン状態。

 私もノーマルタイヤだった。少し緊張しながら自宅周辺の坂道を登りまた下り難なく通過。普段自転車では登るのが厳しい急坂。スタッドレスタイヤ装着車以外のほどんどの車は立ち往生する中XVはスルスルと走り抜けていった。

 気を使う位ならタイヤチェーンなどの装備をすべきと反省しつつXVの四駆性能の高さに感心しました。

 

つづく